|
ハロゲン化物(ハロゲンかぶつ、)とは、ハロゲンとそれより電気陰性度の低い元素との化合物である。フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、アスタチン化物がある。多くの塩はハロゲン化物である。すべてのアルカリ金属は室温で白色固体のハロゲン化物をつくる。 ハロゲン化物イオンは負電荷を帯びたハロゲン原子のアニオンであり、フッ化物イオン F-、塩化物イオン Cl-、臭化物イオン Br-、ヨウ化物イオン I-、アスタチン化物イオン At- がある。これらのイオンは、すべてのイオン性ハロゲン化物塩中に存在する。 == 検出 == KCl、KBr、KI のようなハロゲン化物は、硝酸銀 AgNO3 水溶液によって検出することができる。ハロゲン化物イオンは Ag+ イオンと反応し、ハロゲンによって様々な色の沈殿が生じる。 * AgF: 沈殿なし * AgCl: 白色 * AgBr: 淡黄色 * AgI: 緑色(黄色) ハロゲンを含む有機化合物に対しては、バイルシュタイン試験が用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハロゲン化物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Halide 」があります。 スポンサード リンク
|