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『ハロー!グッバイ』(Hello! Good-Bye)は、1989年4月から同年9月にかけて、日本テレビ系列で放送された東宝制作の刑事ドラマである。放送時間は毎週金曜20:00 - 20:54(JST) 。 銀座を管轄とする銀座警察署(架空)の刑事課に設けられた分室を舞台に、同期のキャリア警察官3人を中心とした刑事たちの活躍を描く。 本作は日本テレビ金曜20時枠のドラマとしては初めてVTRで撮影された作品となったが、次作品は再びフィルム撮影に戻されている。 == 主な登場人物 == ;伊達晋作 - 水谷豊 :警視庁警部補。銀座署刑事課分室所属。かつて銀座署勤務だったがキャリアでありながら無鉄砲な行動が目立つことから海外研修の名目(実質飛ばされた)でロンドン警視庁に2年間赴任させられる〔警察庁採用のキrャリア官僚出身でロンドン警視庁に赴任したとの設定は、後年水谷が演じている『相棒』の主人公・杉下右京と全く同じ人物設定であるが、右京の場合は期間が3年間である上に、その後も2度渡英している。〕。銀座署復帰と共に設けられた刑事課分室の実質的リーダー。白を切り続ける相手に放つ決めゼリフ「いい加減にしないと、怒ると人間変わっちゃうよ……?」後の腕っぷしの強さは、ロンドン時代に地元マフィアから一目置かれるほどのもの。最終話で人質救出のためにした行動が問題となり、今度はニューヨーク市警察へ飛ばされることになる。 ;安藤泰彦 - 三田村邦彦 :警視庁警部。銀座署刑事課長だが実質的に分室専従。出世欲が強くエリート風。伊達と小宮とは同期で、特に伊達とは幼稚園からの腐れ縁だがその存在を疎ましく思っている…という前フリだが、実際には1話末から仲良しぶりが目立つので張り合って見せているだけのようだ。喧嘩っ早い伊達の世話を焼いているシーンもある。刑事課分室の設置は伊達たちを隔離するための安藤の発案だったが、東郷によって自身もその分室に追いやられる。署長へ栄転の話が持ちあがるも、最終話で人質救出のためにした行動が問題視され、モスクワ市警での研修となる。 ;小宮真理子 - 賀来千香子 :警視庁警部補。銀座署刑事課分室所属。警視庁から赴任。通称「マリリン」。伊達の復帰に際し陰で奔走していた。最終話で人質救出のためにした行為が問題となり、警視庁外事課に異動となり、パリのICPOへ出向。 本作ではキャリアとして設定されている上記3名だが、勤続年数に対する階級設定や職歴が、実際のキャリアたる国家公務員上級職 / I種試験採用者のものとは異なる。 ;東郷平九郎 - 大地康雄 :銀座署署長。警視正。基本的には「暴力は嫌いだ」という考えだが、時には「暴力には暴力で」と発言する極端な思考を持つ。愛車はUP20系パブリカ。テレビドラマ『太陽にほえろ!』が大好きで、署内でも同作のOPテーマの鼻歌をよく歌っている。またアンチ巨人であることも告白している。最終話で伊達らキャリア3人の失態の引責で刑事課長に降格。 ;真鍋譲 - 布施博 :警視庁巡査。銀座署刑事課分室所属。自称「銀座署一のハードボイルド」。捜査に於いてはカワサキ製のオートバイを愛用。 ;風間勉 - 川崎麻世 :警視庁巡査。銀座署刑事課分室所属。真鍋と併せて下の名前でベンジョコンビ呼ばわりされることがある。 ;牧村とも子 - 五十嵐いづみ :警視庁巡査。銀座署刑事課分室所属。小宮の女性刑事像に憧れている。 ;田川優 - 石井章雄〔本作品には「ラサール石井」名義ではなく本名の「石井章雄」名義で出演した。〕 :警視庁巡査部長。銀座署刑事課分室所属。課長の腰巾着的位置付け。第2話では、悪意はなかったものの、真鍋の名前を勝手に使い、偽刑事騒動を引き起こす。 ;屋台のよねちゃん - 福崎和宏 :伊達や安藤が立ち寄るおでん屋台の主人。伊達が銀座署へ戻ってきて以降、銀座署関係者以外の客が少なくなったことを嘆くこともある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハロー!グッバイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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