|
ハンドオーバー(Hand Over, H/O)とは、移動局、例えば携帯電話やPHSの端末と通信する基地局を移動中に切り替えることである。ハンドオフ(Hand-off)とも言う。工学の分野では最後の長音を省略して、ハンドオーバと書くことが多い。 セル方式を採用する移動体通信である携帯電話やPHSでは、セル境界に端末が移動した場合や、その他の原因により、基地局からの電波が弱くなると、そのままでは通信できなくなる。そのため、電波が弱くなるかまたは弱くなる前に、別のセルの電波の強い基地局に切り替えを行う。 == 携帯電話のハンドオーバー == 携帯電話は、基地局間ハンドオーバー以外にセクタ間ハンドオーバーもおこなわれる。 *アナログ方式携帯電話でのハンドオーバー *: *第二世代携帯電話(PDC、GSM) <スタブ> *:PDC方式では、パイロットキャリアによるハードハンドオーバ(''HHO:Hard Hand-over'')が行われる。 *CDMA方式携帯電話(cdmaOne、W-CDMA等の第三世代携帯電話) *:通話中、電波状態が悪くなる(強弱以外に品質も考慮している)と複数の基地局と同時通信する方式(レイク受信、ソフトハンドオーバ(''SHO:Soft Hand-over''))のため、理論上はハンドオーバーによる瞬断なしで、電波状態の良い基地局に切り替えることが可能。ただし、周波数切替を伴うハードハンドオーバ(''HHO:Hard Hand-over'')(ハードハンドオフ)の場合は、瞬断を伴う。セクタ間のハンドオーバーは、ソフターハンドオフと言う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハンドオーバー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|