翻訳と辞書
Words near each other
・ ハーベストの丘
・ ハーベストウォーク
・ ハーベストクラブ
・ ハーベストタイム
・ ハーベストマーチ
・ ハーベスト・ストーム
・ ハーベスト・タイム
・ ハーベスト・タイム・ミニストリーズ
・ ハーベスト・ミニストリー
・ ハーベスト・レコーズ
ハーベスト・レコード
・ ハーベスト医療福祉専門学校
・ ハーベル
・ ハーベルビア
・ ハーベルビアー
・ ハーベン・モーゼス
・ ハーベー
・ ハーベー・スペクター
・ ハーベー・フィリップ・スペクター
・ ハーペトガスター


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ハーベスト・レコード : ウィキペディア日本語版
ハーヴェスト・レコード
ハーヴェスト・レコード(Harvest Records)とは、イギリスEMIが、1969年に傘下に設立したレコード・レーベルの名称。
==歴史==
EMIで渉外を担当していたマルコム・ジョーンズの提案がきっかけとなり設立。イギリスのアンダーグラウンド音楽シーンで人気を集め始めていたプログレッシヴ・ロックハードロックに対応するため、パーロフォンコロムビア・レコードといったEMI傘下の他レーベルから適任のバンド・アーティストを移籍させる形で陣容を整えた。
そういった形で集められたバンドの中に、ディープ・パープル(パーロフォンより)、ピンク・フロイド(コロムビアより)などがいた。ピンク・フロイドはハーヴェスト設立1年後に『原子心母』でレーベル初の全英1位をもたらし、経営基盤を確立(1973年には『狂気』で初のビルボード1位も成し遂げられている) 。その後もフォークにいたるまで多彩な人材を輩出し、イギリスの音楽界での存在感を確固たるものとした。
1970年代中盤に差し掛かるころ、パンク・ロックなどの音楽の新しい潮流が見え始めると、ハーヴェストと同様のコンセプトで開かれた他レコード会社の傘下レーベル、ヴァーティゴフィリップス傘下)、デラム(英デッカ・レコード傘下)などが次々と方針変更や活動休止を余儀なくされる中、ハーヴェストはセインツワイヤーなどパンク・ニュー・ウェーヴに対応したバンドを発掘し、新しい時代に対応していった。
だが有力アーティストがレーベルとしてのEMI〔ハーヴェスト設立当時、EMIは単に統括会社の名称であった。「EMIレーベル」が設立されたのは1972年のことである。〕 に集約されるようになると、ハーヴェストは規模を縮小。1990年代以降は新作のリリースはほとんどなく、過去の音源の編集版などが出される程度となっている。
日本においては、同レーベルの作品は東芝EMIから発売されたが、徳間音楽工業が1970年に「ハーヴェスト・レコード」の商標を登録していたため、通常のオデオンレコードもしくはEMIレコードのレーベル内に同レーベルのロゴと"An EMI Recording"の文字を入れたレーベルが使用された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハーヴェスト・レコード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Harvest Records 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.