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バイアスロン : ウィキペディア日本語版
バイアスロン

バイアスロン(biathlon)とは、二種競技のこと。ラテン語で「2」を意味する接頭辞''bi-''に''athlon''(競技)を合成した造語。一般にはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた冬の競技が有名だが、ランニング・自転車・ランニングを通しで行う夏の「バイアスロン」(デュアスロン)も存在する。
==歴史==
バイアスロンの原型は、スキーで野を駆け回り、銃で獲物を撃つ冬の狩猟であり、これが後に雪中戦森林警備隊の技術として用いられるようになった。競技としては、18世紀後半にスウェーデンノルウェー軍人が行ったのが始まりといわれている。
その後1861年になって、ノルウェーで、それまでの狩猟戦闘技術として用いていたことを、スポーツとして行い、民間レベルの国家防衛力向上のために世界初のスキークラブ、トリンシルライフル・スキークラブが設立された。
競技としては、1924年シャモニー冬季オリンピック軍事偵察競技(ミリタリーパトロール)というスキー登山も含めた競技が公開競技として行われた。その後、オリンピックで3回行われた以降は実施されていない。
その後のオリンピックで、男子は1960年スコーバレー冬季オリンピック、女子は1992年アルベールビル冬季オリンピックから正式種目となった。現在に至るまで、多くのルール改正があったが、一番大きなものは1976年30口径ライフル弾を使用する大口径銃(射距離150m)から22口径競技用ライフル弾を使用する小口径銃(射距離50m)に変わったことである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バイアスロン」の詳細全文を読む



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