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バキオ(, )は、スペイン・バスク州ビスカヤ県のムニシピオ(基礎自治体)。公式名はバスク語のBakio。 == 地理 == バキオはエステポナ川によって形成される小規模な谷の上に位置しており、この谷は三方を山地に囲まれており、北側はビスケー湾に面している。コマルカ(郡)としてはウリベに含まれ、ベルメオ(東側)とムンギア(南側)の町に挟まれている〔Bakio Tourism Euskadi〕。ブルゴア山地、ガルボラ山地、ハタ山地が自治体を取り囲んでおり〔、西側はとに接している。ビスカヤ県の県都であるビルバオにはビスカイバスの路線が通じている。ビスケー湾に突き出した岩山の上に礼拝堂が建つガステルガチェはベルメオに属するが、この島からもっとも近い町はバキオである。 かつてはバシゴ・デ・バキオ(Básigo de Baquio)という名称で知られており、これは今日のバキオの中心地区の名称である。1927年にはそれまでベルメオに属していたサンペラージョ地区とスビアウル地区がバキオに移動した。バキオはビスケー湾に面しており、そのルーツは漁村であるにもかかわらず、今日のバキオはもはや漁業の伝統を有しておらず、農業村に変化している。近年にはアパートの集合体からなるいくつかの街区を造成する大規模な都市再開発が行われた。 バキオの気候は豊富な降水量、温暖さ、降雪や降霜の少なさなどが特徴であり、この気候はブドウ栽培に適している。バキオは原産地呼称のチャコリ・デ・ビスカヤ (DO)に含まれており、バスク地方の名産品であるチャコリと呼ばれる白ワインを生産している。 バキオ海岸は2007年にEU環境管理監査制度(EMAS)によって「エコ・ビーチ」に認定されており、EMASの認証を受けているビスカヤ県唯一のビーチである〔Bakio beach Nekatur.net〕。ISO 9001とISO 14001の認証も受けている〔。バキオ海岸の長さは540m、幅は65mである〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バキオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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