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ボステン湖(中国語:、英語:Bosten Lake)あるいはボストン湖は、中央アジア・タリム盆地の北東縁にある淡水湖で、バグラシュ湖(Lake Baghrash)と呼ばれることもある〔国際湖沼環境委員会 世界湖沼データベース 〕。一帯は現在中国・新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州バグラシュ県()となっている。 == 概要 == コルラ市の北東およそ50kmにあり、新疆で最大の湖である。 湖の主たる水源は開都河(簡体字:)であり、そのまた水源は天山山脈の雪解け水である。この湖から流れ出る孔雀河(中国語:)は、タリム川の支流のひとつであり、かつてはロプノールに注いでいたが、現在下流域は干上がっている。 ボステン湖はコルラ市の重要な水源であるが、タリム川下流域の深刻な水不足を補うために孔雀河への水供給量を増やしている〔「第二のロプノール」で水面が現れる -「チャイナネット」2002年6月27日〕。一方、開都河流域の水利用が増えたことなどから、湖への流入量は減っている。このため、ボステン湖の水量は最近10年でほぼ半減しており、水質もわずかながら塩水湖に近づきつつあるといわれている〔中国最大の湖 水量10年で半減 - チャイナなう 2013年6月15日、新華網〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ボステン湖」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bosten Lake 」があります。 スポンサード リンク
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