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バケットシート : ウィキペディア日本語版
バケットシート
バケットシートとは、「バケツ形の座席」という意味で、一般的な座席に比べ、左右の「へり」を極端に高め、を深く包むことで体の固定機能を高めた形状のものを指す。
自動車では乗員の操作性や安全性を向上させるため、鉄道車両旅客機上級クラスでは快適性とプライバシー確保のため、通勤電車のようなロングシートでは着席位置の明確化のため、と言うように、使用目的により、形状や機能が異なる。
==自動車の運転席用==

運転席の腰掛としてのバケットシートの起源はF1用のレース車両に使用されたものが初めとされ、過大な横G等により運転姿勢を崩さない為に様々な試行が取り入れられる。
座席の拘束性は、一般にはホールド性と呼ばれ、変化しつづける横Gに対して、運転者が自分の体の位置を保持しやすいかどうかを表す。これを高める為、バケットシートは肩、脇腹、腰、腿の体側を覆うようにすることで、運転者自身が踏ん張らなくても、運転操作を行えるように設計されている。
ホールド性を高めてゆくと、座ったまま伸びをするなど、運転操作以外のあらゆる行動が制限され、乗降性も悪化するなど、乗用車としての機能性は低下してしまうため、公道用のバケットシートは、それらを如何にバランスさせるかという点でさまざまな種類のものが作られている。
また、運転姿勢の保持以外に、骨盤背骨の角度を適正化し、神経痛を防ぐ役割や、適切なシートベルトとの組み合わせで、衝突時の安全性を確保する役割もある。
日本でも車検の規制緩和で、車検対応品であればバケットシートを使用していても車検が取れるようになった。その為、自動車愛好家が、普段使用する車に取り付けている姿も見られる。
競技用車両や、一般車でも特にスポーツモデルの車両で採用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バケットシート」の詳細全文を読む



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