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バコ・サハキャン : ウィキペディア日本語版
バコ・サハキャン

バコ・サハキャン(、1960年8月30日 - )は、事実上独立した「ナゴルノ・カラバフ共和国」の政治家。第3代大統領を務めている。
== 経歴 ==
1960年8月30日に、アゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国領内ナゴルノ・カラバフ自治州の州都ステパナケルトに生まれた。高等学校卒業後の2年間をソビエト連邦軍で軍務に服し、その後は自動車工場や採石場で働いた〔。1983年から1987年まで官吏としてステパナケルトの考古遺産修復に関わり、翌1988年からに参加し始めた〔。
1990年からナゴルノ・カラバフ国防軍に加わり、ソ連崩壊後の1992年から1997年にかけて国防委員会副司令官・後方部隊司令官・外交部副司令官などを歴任した〔。1997年から1999年まではアルメニアで内務・国家保安相セルジ・サルキシャンの側近を務め〔、在ロシア・アルメニア大使館 (ru) でも勤務した〔。帰国してのち、1999年8月2日〔から2001年までナゴルノ・カラバフ共和国内相を務めた〔。2001年から2007年まで国家安全保障局長を務め、少将にまでなった〔。
2007年7月19日の大統領選挙では、ナゴルノ・カラバフ共和国アゼルバイジャンからの完全独立や出生率の向上を訴えて出馬し、85.12パーセントの票を得て当選。同年9月7日から大統領に就任した〔。2012年7月19日の大統領選挙においても、67.65パーセントの得票率で再選された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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