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バザールでござーるとは、日本電気(NEC)の販売促進キャンペーンである。 1991年11月に初のキャンペーンCMが放映され〔『MOE』1994年12月号、21頁。〕〔バザールの歴史 - バザール制作秘話 、NEC。(2013/7/6閲覧)。〕、CMに登場する「バザール・デ・ゴザール」というサルのキャラクターが人気になり〔『MOE』1994年12月号、16頁。〕、やがてNECのマスコットとして定着した。後にバザールでござーるには家族が新たに登場し、CMにも出演している。キャラクター商品も多く作られている。 プロデュースは「だんご3兄弟」で知られるメディアクリエーター佐藤雅彦。 == 概要 == 「バザールでござーる」というキャンペーン名称が先行で生み出され、そこからの発想でキャラクターが考案された〔〔『MOE』1994年12月号、20頁。〕。キャラクターを起用したのは、女性や高齢者を含めた一般の人々にNECのパソコン・ワープロをアピールする手段として考案された〔。 バザール・デ・ゴザールの「(旧)ザイール出身」という設定は、佐藤雅彦が1994年に語ったところによれば、「『バザール・デ・ゴザール』という音の響きがフランス系(のイメージ)」だということから、アフリカのフランス語圏の国で、「バザールでござーる」とも語呂が合うということで決められたとしている〔。また、公式サイトでは、バザールの好物・バナナの世界的な産地だからとしている〔。 CMは、「バザール・デ・ゴザールがNECのお店に行こうとするが、いつも何らかの障害に遭い、失敗してしまう」というのが基本のストーリーである〔。 CMのジングル(サウンドロゴ)は明治大学グリークラブが、バザールの声は財津一郎が担当〔。最近では、店頭などでの販促活動による登場が多くなっているが、テレビや新聞などのメディアに登場する機会は減ってきている。また、NEC製の携帯電話の一部ではプリインストール(ピクチャ)やマチキャラ(NTTドコモのみ)に「バザールでござーる」があり、設定することができる。 関連商品としてCD『バザール3兄弟音頭』(CMでバザール、ジャン=クロール、スモールの3兄弟が踊っていた楽曲〔『MOE』1994年12月号、18頁。〕。NECアベニュー/日本コロムビア、歌:財津一郎、1994年7月10日発売)、絵本『バザールでござーるの小冒険』(東京書籍、作:佐藤雅彦、内野真澄、絵:水口克夫、1994年8月発売。ISBN 4487753775)『バザールでござーるのバナナ裁判』(東京書籍、作:佐藤雅彦、内野真澄、絵:水口克夫、1995年10月発売。ISBN 4487754356)、ゲームフリーク製作によるPCエンジン専用ソフト『バザールでござーるのゲームでござーる』がある。『バザールでござーるの小冒険』は1994年10月中旬現在で約10万部を発行した〔。『バザール3兄弟音頭』は先の『だんご3兄弟』が日本国内でブームとなっていた時期によく比較対象されたことで話題となり、再発された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バザールでござーる」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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