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バシラン島[ばしらんとう]
バシラン島(Basilan)は、フィリピンの南東部、スールー諸島に位置する島。1,000平方km程の面積に、300,000人が住む。主な街はイサベラ市(人口73,032人)。周囲の小島とともにバシラン州を構成し、イサベラ市を除きイスラム教徒ミンダナオ自治地域(ARMM)に属する。主要な民族は(Yakan)・(Suluk/Tausug)・(Banguingui/Samal)などであり、農業や漁業・海上交易を営む。 島の住民にはムスリムが多いが、一方で熱帯雨林や山間部を拠点にアブ・サヤフなどの過激派の活動もあるとされる。米軍・フィリピン軍との戦闘もしばしば起こっている。 == 地理 == バシランはフィリピンを構成する7,107の島のひとつであり、フィリピン南部のミンダナオ島とマレーシア領のボルネオ島の間に連なる400ほどの島からなるスールー諸島の北部に位置する。スールー諸島は鳥たちの渡りの道であり、ボルネオからフィリピンへの人々の移動の道でもあった。ミンダナオ島の端に位置する港湾都市・サンボアンガ市とバシラン島の間はバシラン海峡で隔てられており、その幅は最も狭いところで17マイル(27km)ほどである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バシラン島」の詳細全文を読む
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