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バスク鉄道博物館(バスク語、Trenbidearen Euskal Museoa)とは、スペイン北部のバスク自治州北東部に属するギプスコア県に設置されている、鉄道に関した博物館である。 == 概要 == バスク鉄道博物館では、かつてバスク地方のほぼ中央部を概ね南北に流れるウロラ川沿いに建設され、後に廃線となったウロラ鉄道の一部を、2015年現在も動態保存している 〔 バスク鉄道博物館 〕 。 バスク鉄道博物館は、ウロラ川中流域に形成された町であるアスペイティアに、ウロラ鉄道の駅として作られた建物と、この駅周辺の線路を利用して運営されている。産業革命期の蒸気機関車からメトロ・ビルバオの地下鉄車両まで、新旧様々な車両を展示している〔萩尾生・吉田浩美『現代バスクを知るための50章』(エリア・スタディーズ)明石書店, 2012年, pp.333-335〕。また、ディーゼル車、気動車、駅員の制服、駅の備品など、バスクの鉄道に関する様々な物が展示されている〔。このアスペイティアの町から北の方向へ、隣町のラサオ(Lasao)までの間は線路がつながっている。そして、春季から秋季の週末には〔、この区間、約5 kmを列車に乗って移動することができる 〔 バスク鉄道博物館 〕 。 この約5 kmの区間の線路は山間部を通っており、列車からはウロラ川沿いに、周囲の山並みなどを見ることができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バスク鉄道博物館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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