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バストロンボーン
バス・トロンボーン()は、トロンボーンの一種。
==構造== 現代のバス・トロンボーンの基本的な構造はテナー・トロンボーンと同じで、標準的な調性は変ロ調(B♭)である。比較的太い管と大きなベルを持つ。マウスピースも比較的大きなものが使われることが多いが、太管のテナー・トロンボーン、テナーバス・トロンボーンのものを使用することも可能である。 現代のバス・トロンボーンは、たいてい1個または2個のヴァルヴを持ち、そのため遠いポジションまで腕を伸ばさなくても低い音が得られ、音が鳴りやすくなる(特に低音)特徴がある。なお、2個のバルブを主管に沿って直列に並べる形態のものをインライン、2個めのヴァルヴが主管にではなく1個めのヴァルヴから伸びた迂回管に付いたものをオフセットと通称する。追加の迂回管の調性はFとG、またはG♭、E♭、Dなどであることが多い。2つの管を両方迂回させることでさらに異なる調が得られる。ヴァルヴが1個の場合、迂回管の調性はFを基本とし、迂回管を引き抜いて伸ばすことでEに変更できるものが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バストロンボーン」の詳細全文を読む
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