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バス共通カード(バスきょうつうカード)は、関東地方の東京都と神奈川・埼玉・千葉の各県を中心に、群馬・茨城両県及び中部地方の静岡・山梨両県の一部地域にも路線を持つ、バス事業者及び都電で共通に使用できた磁気式プリペイドカードである。制度上は、「回数乗車券」の位置付けである。また、券面には有効期限が記されておらず、原則として使用期限は制限されない。〔第14条第2項の規定による。ただし第36条の規定により乗車券の効力が無効とされる場合は除く。〕 非接触式ICカード乗車券「PASMO」の運用進展に伴い、2010年10月31日をもって乗車券としての利用が終了、2015年10月31日までに払い戻し対応も終了した。 カードの発行条件や規格などは、バス共通カード規格管理委員会が管理している。 カードの表面には「バス〈共通〉カード」と表記される。また、事業者によっても呼称が多少異なり、「バス共通カード」としている例が多いが、「バスカード」や「共通カード」とする例もある。また、利用者は「バスカード」と略する場合が多い。 == 発行券種 == バス共通カードには、1,000円(利用額1,100円)・3,000円(利用額3,360円)・5,000円(利用額5,850円)の3種類のカードがある。過去に発売していたパスネットや現在発行されているオレンジカードなどとは違い、購入額以上の利用額(プレミアム)が付加されている上、複数の社・局で利用できるのが特徴である。 2001年度からは500円券(利用額は同額)も登場しているが、こちらは原則として一般に販売せず、景品や贈答品用の受注品扱いとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バス共通カード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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