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バス=ブルターニュ
バス=ブルターニュ (Basse-Bretagne、ブルトン語:''Breizh Izel'')は、ブルターニュ半島の西部の一部の古い名称。プロエルメルから西を指し、伝統的にブルトン語が話され、言葉と直結した文化が最も豊かな地域である。ロマンス諸語が優勢なブルターニュ東部の旧称オート=ブルターニュ(Haute-Bretagne)の反対語にあたる。現在のブルターニュでは、バス=ブルターニュはフィニステール県全体、コート=ダルモール県とモルビアン県の大半を含むとみなされている。 == 歴史 ==
=== 名称 === その他のフランスの地域圏は、下を意味するバス(Basse)、上を意味するオート(Haute)とに分けられる。例えばバス=ロレーヌ、バス=ポワトゥー、バス=ノルマンディーなどがある。上、下の区別は、どちらが首都に近いか否かで決まる。ブルターニュの場合、ナントとレンヌはどちらも首都とみなされた。フランス語でのバスは時には否定的な暗示が含まれ、しばしば劣ったという意味が伴う。 バス=ブルターニュをブルトン語で表すとブレイス・イゼル("Breizh Izel")となる。この言葉が19世紀、20世紀のブルトン語の歌に数え切れないほど登場した。これは、ブルトン語のIzelには否定的な暗示が含まれないから用いられたとされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バス=ブルターニュ」の詳細全文を読む
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