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ムシトリスミレ属(ムシトリスミレぞく、学名:''Pinguicula''、和名漢字表記:虫取菫属)はタヌキモ科の属の一つ。 == 特徴 == 多年草。湿原や湿り気がある岩地、地面などに生育する。根ぎわから根出葉をロゼット状につける。葉は長楕円形で、縁は全縁で内側にややまくれ上がり、やわらかくやや厚い。葉の表面に腺毛が密生し、粘液を分泌して虫を捕える。萼は唇形で5裂し、花冠の上唇は2裂し、下唇は上唇より大きく3裂し、基部には長く先のとがった距があり、スミレに似る。 北半球の温帯から寒帯、南アメリカの高山、南極地方に約80種あり、日本には2種が生育する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムシトリスミレ属」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pinguicula 」があります。 スポンサード リンク
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