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『バッカーノ!』(BACCANO!)は、成田良悟による日本のライトノベル。イラストはエナミカツミが担当している。電撃文庫(メディアワークス)より刊行されている。累計100万部を売上げている。ドラマCD、コミック、テレビアニメ、ゲームも制作されている。 == 概要 == 著者のデビュー作であり、第9回電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)金賞受賞作。 タイトルの「バッカーノ」とは、イタリア語で「馬鹿騒ぎ」を意味する言葉。多数の登場人物が織り成すスリリングながらもにぎやかな群像劇であり、シリーズを通して固定された主人公は存在しない。登場人物が90人以上にのぼることも特徴。錬金術師達が作り出した不死の酒を巡って起こった、不死者と人間の物語となっている。 最初の作品は1930年、二作目は1931年と、ひとつの話につきひとつの年で物語がつづられている。ただし上下巻や同時進行の物語もあり、必ずしも一冊で一話となっているわけではない。最初に発表された作品は禁酒法時代のアメリカを舞台とした話であるが、続編には2000年代を舞台にした現代編、1700年代を舞台にした過去編もある。 成田は、1930年代の総決算となる1935年のエピソードと、全体のエピローグになる2003年でシリーズを終えると述べている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バッカーノ!」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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