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バックカントリースノーボードは、スキー場など人工的につくられたリゾートではなく、バックカントリー(自然の山中)を滑るスノーボードのスタイルである。 徒歩あるいはリフトや車両、ヘリコプターを利用して雪山を登り、リゾートエリア外(オフピステ)を滑る。リゾートのように管理された範囲外での滑走となるため、より高度な滑走技術だけでなく、雪崩のリスクマネジメント、応急手当など、安全に関わる知識を学ぶことや、専用の装備が必要である。 ビッグマウンテン、狭義にはエクストリームなどとも呼ばれる。 == 用具 == 雪山登山に必要な道具と同じである。 ; スノーボード : 基本的にスノーボードは深雪に浮きやすいものなので、積雪状況などにもよるが、極端なものを除けば普段使用しているボードを使用できる。ビンディングを若干後ろにつけるセットバックを行ったり、長く太いボードを使えば、より深い雪でも沈みにくくなる。また、専門的に楽しみたい人向けに、深雪向けを売りにしたボードもある。 ; スノーシュー、輪かんじき : 雪上歩行具である。ヒールリフター機能がついたものの方が楽に登高できる。 ; ストック : スノーボードの場合、スキーと違い滑走中には使用しない場合が多いので、伸縮式のものを使うのが一般的。深雪に指しても奥まで刺さりにくいよう、大き目のバスケット(リング)をつける。 ; ウェア : 状況によっては通常のスノーボードウェアでも対応できるが、雪山登山と同じレベルの機能や性能が望ましい。登高時は汗をかくので、体温調節できるようにレイヤリングしたり、アウターにはベンチレーションがついているものが良い。ニットキャップ、ゴーグル、グローブは予備を携行すると安心。 ; バックパック : スノーボードをしっかりと固定でき、行程に合った容量のものが必要。 ; ビーコン、プローブ、シャベル : 雪崩に巻き込まれた場合、救助活動に必要な最低限の装備である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バックカントリースノーボード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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