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バックドラフト現象 : ウィキペディア日本語版
バックドラフト

バックドラフト()とは、火災の現場で起きる爆発現象である。
== 概要 ==
室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によっての勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時にドアを開くなどの行動をすると、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれて結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす。たちまち火の海となる「フラッシュオーバー」とは違う現象である。
日本では、普段ほとんど換気が行われない土蔵で火災が発生した場合などに、この現象が生じることが知られた。母屋が炎上すると隣接する蔵の内部も非常に高温となるが、給気されないために蔵の内部では火炎が起きるほどの火災は起きず、不完全燃焼となる。そして、火災の直後の高温が保たれている状態で、上述の通り可燃性の一酸化炭素ガスが溜まっている蔵の戸を開けると酸素が取り込まれ、蔵の中の物が一気に燃え上がる。そのため、母屋で火災が起きた場合には、蔵の内部温度が十分下がるまで戸を開けてはならないとされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バックドラフト」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Backdraft 」があります。



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