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バックベアード : ウィキペディア日本語版
バックベアード

バックベアード(Back Beard)は、現代日本においてアメリカ妖怪とされるキャラクター。巨大な黒い円形に枝のような物が放射状に生えており、中心に目が付いた姿をしている。夕方、ビル街に出現する。その巨大な一つ目で睨まれると強烈な目眩を起こすため、ビルの屋上などにいると落されてしまう。光化学スモッグのようなものが正体だと指摘する書籍もある。
== 出自 ==
現在、バックベアードやその元になったとされる伝承は発見されておらず、漫画家水木しげるの作品以外では、バックベアードに関する記述が見られない。また、名称についても出典が明らかになっていない。書籍『妖怪馬鹿』(京極夏彦多田克己村上健司)では、バグベアイギリスに伝わる子供の躾のために考え出された妖精)からの着想ではないかと考えられることもある。しかし、微妙に語感が似ているという他に共通点がなく、その国・性質・容姿などにおいてまったく異なっている。
この妖怪の初出は、1966年の雑誌『週刊少年マガジン』にて発表された水木の漫画『墓場の鬼太郎 妖怪大戦争』。西洋妖怪の総大将として描かれ、以後、水木の多数の雑誌掲載や原作漫画およびアニメに登場し有名になった。また、設定も変化していき、『週刊少年マガジン』の巻頭口絵『世界の大妖怪』(1966年)では、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターとは別に、目を見ると失明する妖怪として描かれた。また、水木による伝承の妖怪を解説した書籍『東西妖怪図絵』(1975年)では外国の妖怪として紹介され、「睨みつけて目眩を起こす妖怪」「光化学スモッグのようなものが正体」として描かれ〔、以降の水木の妖怪関連の書籍は『東西妖怪図絵』の絵や説明を基準にしている場合が多い。
一方で、伝承のある各国の妖怪に紛れて紹介されていたため、漫画からの創作であることを知られずに、日本国内において妖怪や悪魔として、漫画ゲームなど様々な創作メディアで、大よそ類似したデザインで登場し続けるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バックベアード」の詳細全文を読む



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