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バックロードホーン型 : ウィキペディア日本語版
バックロードホーン型[ばっくろーどほーんがた]

バックロードホーン型()は、スピーカーの一形式であり、スピーカーユニット後方から発生する低をホーンによって増幅する方式。真空管アンプの全盛時代には幅広く使われていた方式である。
==背景==
トランジスタアンプやデジタルアンプに較べると真空管アンプは出力が小さい為、大きな音量を得ようとすると能率が高い(アンプ出力の単位あたりの音量が大きい)スピーカーが必要であった。しかし高能率なドライバー(スピーカーユニット)に対し、密閉型やバスレフ型の箱(エンクロージャ)を使用すると、中音域以上に対し相対的に低音域のレベルが不足してしまう。これを補う目的でバックロードホーン型のエンクロージャが用いられた。出力わずか数ワットの真空管アンプが一般的であった時代、バックロードホーン型スピーカーはその地位を確立した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バックロードホーン型」の詳細全文を読む



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