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バトー(BATEAU/BATOU)は、漫画・アニメ作品『攻殻機動隊』に登場する架空の人物。映画『イノセンス』では主役を務める。TVアニメ版での声優は大塚明夫、『攻殻機動隊 ARISE』では松田健一郎。ゲーム(PS)版『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』では小川真司。英語吹き替え版はリチャード・エプカーで、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』と『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven』はデビッド・ケイが、『攻殻機動隊 ARISE』ではクリストファー・サバトが担当している。 == 人物 == 公安9課所属。男性型高出力義体を持つパワー型サイボーグ。身長187cm。原作1.5巻では「専門は電子戦」と豪語しているが、原作1巻では戦闘サイボーグのコイルと互角以上に格闘戦を行っている。9課に所属する以前はレンジャー4課(陸上自衛軍レンジャー部隊)に所属し、海外での特殊な戦闘任務にも参加していた。 ほぼ全身を義体化したサイボーグであるが、草薙ほど義体化率は高くない。レンジャー4課時代に任務特化した特殊な義眼レンズ(センサーアレイや、サーモセンサー等を有する)を、9課移籍以降もそのまま残しており、小火器から重火器までの幅広い武器の扱いにも長けている。サイボーグの人工筋肉は発達しないにも関わらず筋トレが趣味であり、『S.A.C.』では脳まで筋肉にしないよう草薙からのツッコミを受けている。 原作版では、道の真ん中で車の解体を始める〔草薙の危機に動転して車のセキュリティを怠り、半ドアになっていることをトグサに指摘され、爆弾を仕掛けられたかもしれないからとその場で解体を行った。〕などのコミカルで少々下品な一面と、戦闘訓練所の教官として教え子の死に激昂する一面など、性格のメリハリがより顕著に描かれている。草薙に対しては単なる同僚という程度。 劇場版では一貫してハードボイルドなキャラクターで、彼女に対して好意に近い特別な感情を抱いており、彼女への気遣いを怠ることはない。普段は彼女のことを「少佐」と呼んでいるが、彼女が死んだかと思われた際には感情を剥き出しにし、「素子ォ〜!!」と名前を叫んだ。 『S.A.C.』シリーズでは、大まかには原作版に近い性格だが、劇場版と同じく草薙に対して特別な感情を抱いている。また、メカに対しての個人的なこだわりや思い入れが非常に強く、タチコマは特定の一機を愛用したり、専用機に天然オイルを与えたりしている他、自家用車には年式の古いスポーツカー(ランチアのストラトスによく似た車)を好むなどの傾向がある。9課正式採用の拳銃を使わず、FN ブローニング・ハイパワーの45口径モデルを愛用するなど、武器に対するこだわりもあるようである。16話にて「抜題 仏哲(Batou Buttetsu)」という偽名を使用したことがあり、作られた家族写真に写っている妻は草薙そっくりだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バトー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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