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バドル作戦[ばどるさくせん]
バドル作戦(バドルさくせん、或いは''第7次ヴァル・ファジュル作戦'')は、イラン・イラク戦争中、イラン軍によるイラク・マイサーン県に対する攻勢作戦である。本作戦で初めてイラン軍はチグリス川を渡河することに成功した。 == 概要 == イラン軍は第1次ヴァル・ファジュル作戦以来、間歇的に攻勢を行っていたが、ヘイバル作戦以降大規模な作戦は控えていた。1985年年初から南部戦線に100,000人の兵力を集結、日本のヤンマー製船外機を大量に購入し、攻勢準備を整えていた。 一方のイラク軍も、イラン軍の間隙をぬって中隊規模の浸透戦を展開、最盛期には1ヶ月で10回試みられた。1月28日にマジヌーン島めぐる小規模な攻防戦を実施。1月31日イラク国営放送は、中部戦線にて攻勢作戦を展開したことを伝えた。更に2月13日にはレラレー高地を攻撃した。イラク軍の積極的な攻勢にはソ連やクウェート、アラブ首長国連邦等の湾岸諸国から、更に西側諸国からも武器援助が届くようになっていた。 しかし、イランには戦意に燃える豊富な人的資源が残っていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バドル作戦」の詳細全文を読む
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