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バナナジン : ウィキペディア日本語版
バナナジン

バナナジン(Bananadine)は、バナナから抽出されると言われている虚構の向精神物質。1967年3月に、''Berkeley Barb''誌上で悪戯として、初めてその抽出法が紹介された。
これを事実だと信じたウィリアム・ポウエルが1970年に「アナーキストクックブック」誌に再掲したことから一般に広く知られるようになった〔。アナーキストクックブックのレシピで得られるバナナジンは、細かい黒色の粉末である〔。この粉末を紙で巻いたものに火をつけて吸われていた。
1967年11月に、ニューヨーク大学の研究者が、バナナの皮にこのような物質は入っておらず、仮に吸っても偽薬効果しか得られないことを報告している〔。長年の間、バナナジンは有名な都市伝説であった。
== バナナの化学物質 ==
バナナジンは虚構の物質であるが、バナナの皮には、ある種の向精神作用を持つチラミンドーパミンが相当量含まれ、大量に摂取されれば人々に影響を及ぼしたであろうと考えられる。その作用としては血圧が増して高血圧になり、不整脈や死に至ることもあると考えられる。またバナナにはトリプトファンも含まれ、これは体内のセロトニン量を増やす働きがある。セロトニン量が増えると感情の変化が起こり、うつ症状が減じるなどの効果がある。3日に1度、バナナを2本食べることで体内のセロトニン量が16%増えるという報告もある。しかしトリプトファンに幻覚作用があるという言及はなく、実際は精神病の患者の幻覚症状を緩和するためにトリプトファンが使われている程である〔。
バナナに含まれるインドールアルカロイドとしては、テトラヒドロ-β-カルボリン類がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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