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バフォメット
バフォメット(Baphomet)は、有名なキリスト教の悪魔の一人で、黒ミサを司る、山羊の頭を持った悪魔。 == 歴史 == バフォメットの起源は判明していないが、11世紀末から12世紀のラテン語書簡などに現れており、これが最古のものとなっている。当初は(キリスト教徒が想像する)異教の神のことを指し、十字軍の記録にもモスクをバフォメットの神殿とする記述がある。後の1300年代初頭にテンプル騎士団に対する異端審問の際にバフォメットが大きく取り上げられることになった。テンプル騎士団は、1307年にフィリップ4世により偶像崇拝の糾弾を受けた際、このバフォメットの偶像を奉っていたとされている。 19世紀にイギリスでテンプル騎士団が本当に異端であったかどうかに関する論争が起きた際、バフォメットが改めて注目を浴びた。19世紀以後はオカルティズムやサタニズムの世界でバフォメットは有名となるが、これにはエリファス・レヴィが描いた黒山羊の頭をもつバフォメットの絵の影響も大きい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バフォメット」の詳細全文を読む
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