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牛バベシア[うしばべしあ]
牛バベシア(うしバベシア、)は、寄生性の単細胞真核生物で、ピロプラズマの1種。オウシマダニ()などマダニ類が媒介し、ウシなどに溶血性貧血・血色素尿・神経症状などを主徴とする重篤なピロプラズマ病(アルゼンチナ病)を引き起こす。 == 生態 ==
幼ダニが家畜のウシや、スイギュウ、アフリカスイギュウから吸血した際に、原虫が体内に侵入する。幼ダニが感染源となる点は牛バベシアに特徴的で、通常バベシア属の感染源となる成ダニや、若ダニは感染源とならない。侵入した原虫は赤血球に感染し、その中で増殖して赤血球を破壊する。成ダニが吸血する際に血液中の原虫を取り込み、経卵巣感染によって次代の幼ダニへ受け継がれる。 ヒトへの感染は稀だが、脾臓摘出術を受けた場合に感染する場合がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牛バベシア」の詳細全文を読む
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