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バラウール
バラウール (Balaur) とは、に登場するドラゴンである。ルーマニアの作家アドリエン・クレメネ (Adrien Cremene) の説明によれば、バラウールは地下にも空中にも棲むことができ、雲やもや、地下水の流れを操ることもできるという〔『吸血鬼伝説』p. 142.〕。ルーマニアの街角では、たとえば右の写真のように細長いドラゴンとして表現された、バラウールの外壁装飾がみられることがある。 == ズメイ伝承の典型 == ズメイの項目で説明したように、東欧では「メスのドラゴンは水の神で邪悪、オスのドラゴンは炎の神で守護竜」という場合が多いのである。バラウールが雲と地下水ともやを支配する強大な竜であるにもかかわらず、悪とされてしまったのには東欧民話の特徴のためである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バラウール」の詳細全文を読む
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