|
マックスバリュ(MaxValu)は、イオングループの国内12法人及び海外5法人が展開するスーパーマーケット (SM) である。食品を中心に取り扱い、日本国内で711店舗〔屋号が「マックスバリュ」、「マックスバリュエクスプレス」、「マックスバリュグランド」、「マックスバリュプライム」または「マックスバリュー」である店舗総数(各地域法人が運営している他の屋号の店舗(マックスバリュくらし館・マックスバリュハローを含む)はカウントしていない。)〕、海外で86店舗展開している(2015年11月現在)。店舗ブランドだけをとるならば、国内最大のスーパーマーケットである。また、現在日本で唯一、北海道から沖縄県まで全国でチェーン展開しているスーパーマーケットである〔かつて、北海道から沖縄県まで全国をチェーン展開していたスーパーマーケットとして、ボランタリー・チェーンの「主婦の店全国チェーン(1998年7月に解散)や2013年8月からイオングループの店舗ブランドとなった「グルメシティ」(2015年9月より南関東と近畿圏のみに縮小)がある。〕。 == 概要 == 1994年10月28日に1号店、マックスバリュー江刺店(岩手県江刺市(現:奥州市江刺区))が開店した。開発当初の名前は「マックスバリュー」(MAXVALU) で、1998年11月の新店から現在の「マックスバリュ」に改称され、店舗ロゴも刷新された〔初代ロゴ時代は、MAXVALUロゴの下にFOOD&DRUGの文字を入れた看板があった。2代目ロゴになってからは、MaxValuロゴの下にSUPERMARKETの文字を入れた看板を掲げている。3代目ロゴになってからはSUPERMARKETの文字を看板に入れなくなった。〕。ただし現在でも旧名称と旧ロゴが残っているところもある(後述)。 スーパースーパーマーケット(SSM)と呼ばれる大型スーパーマーケットとドラッグストアをコンビネーションした業態として、アメリカのフード&ドラッグ(FOOD&DRUG)のコンビネーションストアを参考に開発されたとされている。1993年に発足したプロジェクトチームによりコンセプトが作成され、売場面積3000m2、商圏人口3万人など、開発当初はフォーマットが細かく設定された。 現在はスーパーマーケット業態として食品が中心の品揃えとなっている。営業時間が長く、年中無休で24時間営業を行っている店舗も多いため、他のスーパーマーケットだけでなくコンビニエンスストアとも競合している。一方、大規模形店舗には近隣型ショッピングセンター (NSC) の核店舗として出店している例もある。2010年2月20日にイオンリテールからの事業譲渡(実質的な分社)により新しく6社のマックスバリュ地域法人が発足し、大半のNSCの運営母体が各法人に移行した。 マックスバリュ各地域法人が運営しているヤオハンやジョイフル東海、ハロー、アーガス、くらし館、フードセンター、ジョイ、KOHYOなどのイオングループによる合併・買収前の屋号の店舗も、売場面積などでマックスバリュの掲げる条件に沿う店舗については、改装などのタイミングでマックスバリュに屋号変更される傾向にある。一部の各地域法人運営店舗では、マックスバリュの掲げる条件に合致しない店舗であっても店舗ブランドを「マックスバリュ」やその派生業態(後述)に統一する事例がある一方で、これまでとは逆にマックスバリュ店舗を「ザ・ビッグ」「バリューセンター」などの日配品メインのディスカウントストアに業態変更する事例や、「ウエルマート」等の別の小規模店舗ブランドに再変更する事例もある。 なお、2011年3月に総合スーパーを「イオン」に統一するのに先駆け、同年1月29日に「ヤオハン」から屋号変更した稲取店・湯河原店から、左側〔店舗によっては看板スペースの関係上「ÆON」ロゴが下側に配置される場合がある(店舗写真のグランド名西店・エクスプレス千躰店を参照)〕に「ÆON」ロゴを配置した店舗ブランドロゴ(表記上は「ÆON MaxValu」)にマイナーチェンジされており、以降に開店した新店舗でも「ÆON」ロゴ入りの店舗ブランドロゴを用いる(なお、「ザ・ビッグ」に関しても2011年1月以降に新規開業した店舗は「ÆON」ロゴ入りの店舗ブランドロゴにマイナーチェンジされている)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マックスバリュ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|