|
バリー・マン(Barry Mann 、本名バリー・インバーマン Barry Imberman)は1939年2月9日ニューヨーク市ブルックリン生まれのアメリカ合衆国の作曲家。 1961年8月に結婚したシンシア・ワイルと共作した。一人娘のジェン・バーグマン博士がいる。 ==キャリア== マン(作曲)とワイル(作詞)は現在音楽出版社Dyad Musicを経営している。〔 〕 最初のヒットは『She Say (Oom Dooby Doom)』で、1959年にダイアモンヅがトップ20にした。この曲の作詞はマイク・アンソニー。 1961年に当時の彼の最大ヒット『I Love How You Love Me』(ラリー・コルバー作詞)がパリス・シスターズで5位になった。(1968年にボビー・ヴィントンのバージョンがトップ10になった。) 同年にジェリー・ゴフィンと共作したノベルティー・ソング『Who Put the Bomp (in the Bomp, Bomp, Bomp)』を自分で歌いトップ40になった。 『Who Put the Bomp』で歌手として成功したがソングライティングに注力し、ワイルとの実り豊かな共同作業をした。両者はアルドン・ミュージックでスタッフとして働いている時に知り合った。事務所は有名な作曲出版工場ブリル・ビルディングの近くにあった。 マンとワイルは1961年に結婚し、『Uptown』(クリスタルズ)『We Gotta Get out of This Place』(アニマルズ)『Magic Town』(ヴォーグス1966年)『Kicks』(ポール・リヴィアー&レイダース)などで、ブリル・ビルディング時代の歌作りに社会意識を持ち込んだ。 リーバー=ストーラーと共作しドリフターズが歌った、人種偏見を厳しく批判した『オンリー・イン・アメリカ』が、リーバー=ストーラー自身によってジェイ&ディ・アメリカンズの無難なヒット・バージョンに改作されると、彼らはムッとした。 マン作品のカタログは635曲に及ぶ。 彼はBMI(放送音楽協会)から56回表彰され、曲がラジオで100万回以上再生されたとして Millionaire Awardsを46回受賞した。〔 〕 1964年のライチャス・ブラザーズの『ふられた気持ち(You've Lost That Lovin' Feelin')』(マン=ワイル=スペクター)は1400万回以上ラジオ放送され、20世紀最多再生数曲となった。 映画主題歌も作り、1986年のスピルバーグ製作アニメ映画『アメリカ物語』に『Somewhere Out There』(ワイル、ジェームズ・ホーナーとの共作)を書き、リンダ・ロンシュタットとジェームズ・イングラムがデュエットし、ビルボード2位・ゴールド(50万枚)となり、1987年にグラミー賞の「ソング・オブ・ザ・イヤー」となった。 映画『I Never Sang for My Father』『Muppet Treasure Island』『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』のスコアも書いている。Dan Hillとはビルボード3位の『Sometimes When We Touch』を共作した。 1987年にマンとワイルはソングライターの殿堂に入った。2011年にジョニー・マーサー賞を受賞。 2010年にロックの殿堂のアーメット・アーティガン賞受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バリー・マン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|