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バレーボールブラジル女子代表 : ウィキペディア日本語版
バレーボールブラジル女子代表[ばれーぼーるぶらじるじょしだいひょう]

バレーボールブラジル女子代表(バレーボールブラジルじょしだいひょう)は、バレーボールの国際大会で編成されるブラジルの女子バレーボールナショナルチームである。
国旗にも用いられている黄色(カナリアイエロー)を基調としたユニフォームの配色(残りの色は紺色や青や緑色を使用してきた)から、同国サッカー代表と同様に、「カナリア軍団」と呼ばれることもある。
== 歴史 ==
1947年国際バレーボール連盟へ加盟。南米選手権で優勝16回、ワールドグランプリで優勝8回を飾っているブラジルは南米を代表する強豪である。1994年世界選手権で三大大会初の銀メダルを獲得し、1996年アトランタオリンピック、2000年シドニーオリンピックで2大会連続銅メダルを獲得した。
2003年ギマラエス監督が就任し、同年11月のワールドカップにおいて復活の銀メダルを獲得した。
2004年アテネオリンピックでメダルを逃した後、2005年に入るとベテラン勢が代表から退き、それまでのブラジルを支えた中心が一気に入れ替わった。モントルーバレーマスターズで優勝、ワールドグランプリで2連覇を果たし、2005年南米選手権では1セットも落とすことなく優勝した。2005年ワールドグランドチャンピオンズカップでは、初戦で中国に逆転勝ちを収めるとその勢いのまま全勝優勝を飾った。2005年の国際大会は全てブラジルが優勝した。
2006年に入るとどこからでも攻撃できる立体バレーは完成度を益々上げていった。モントルーバレーマスターズで2連覇を飾り、この直後イタリアのクールマイヨール国際2006、パンアメリカンカップ2006でも優勝。ワールドグランプリは大会初の全勝優勝で3連覇を達成した。2006年世界選手権では全勝で決勝へ進出し、「高さのロシア」と「技術のブラジル」との戦いとなったが、ロシアに敗れ準優勝に終わった。FIVBランキングは中国を抜いたもののロシアに抜かれ2位のままとなった。
2007年ワールドカップで準優勝し、8大会連続となるオリンピック出場権を獲得するとともに、大会後の11月16日付のFIVBランキングでついに1位となった。
2008年8月、北京オリンピックにおいて念願の金メダルを獲得した。
2010年世界選手権では全勝で決勝へ進出し、前回大会と同じロシアとの対戦となったが、フルセットの末逆転で敗れまたも準優勝に終わった。
2011年ワールドカップは8勝3敗であったが、日本にストレートで敗れるなど不調が続き5位に終わった。
2012年ロンドンオリンピックでは、予選プールBで3勝2敗と苦戦しながらも4位通過を果たし、決勝ではアメリカを3-1で下して、大会2連覇を果たした。
2013年ギマラエス監督が就任して10年となり、リオデジャネイロ五輪での3連覇を至上命令として再スタートした。各国が世代交代を推進する中、オリンピック金メダリスト7人を残して挑んだFIVBワールドグランプリで4年ぶりに女王の座に返り咲いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バレーボールブラジル女子代表」の詳細全文を読む



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