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ヴァン・アレン帯[-たい]
ヴァン・アレン帯(ヴァン・アレンたい、)とは、地球の磁場にとらえられた、陽子、電子からなる放射線帯。 1958年にアメリカ合衆国が人工衛星エクスプローラー1号を打ち上げ、衛星に搭載されたガイガーカウンターの観測結果より発見された〔ブリタニカ国際大百科事典2013小項目版「バンアレン帯」より。〕。名称は発見者であるアメリカの物理学者、ジェームズ・ヴァン・アレンに由来する〔。 ==概要== ヴァン・アレン帯は地球を360度ドーナツ状にとりまいており、内帯と外帯との二層構造になっている〔。赤道付近が最も層が厚く〔、極軸付近は層が極めて薄い。内帯は赤道上高度2,000~5,000kmに位置する比較的小さな帯で、陽子が多い〔。外帯は10,000~20,000kmに位置する大きな帯で、電子が多い〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴァン・アレン帯」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Van Allen radiation belt 」があります。
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