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バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ(Banco del Mutuo Soccorso)は、イタリアのプログレッシブ・ロックバンドの名称。バンド名の元の意味は「共済銀行」。単にバンコ(Banco)とも表記される〔世界進出後はこの表記が一般的。〕。 == 経歴 == 1969年にヴィットリオ(兄)とジャンニ(弟)のノチェンツィ兄弟が中心となって結成され、後にフランチェスコ・ディ・ジャコモが加入して陣容が固まる。 1972年、アルバム『Banco del Mutuo Soccorso(邦題『バンコ・ファースト』)でデビュー。このアルバムは壷型貯金箱を模した変形ジャケットで発売された。これに収められている『R.I.P (Requiescant In pace)(『安息の鎮魂曲』)』はバンコの代表曲のひとつとなり、アルバム自体もイタリアのプログレッシブ・ロックの幕開けを飾る1枚とされている。 1975年、プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ(PFM)の抜擢でイタリアン・プログレとの縁ができたイギリスのマンティコア・レーベル(エマーソン・レイク・アンド・パーマーが設立したレーベル)から、英語詞を採用したアルバム『Banco(『イタリアの輝き~バンコ登場』)』を発表し世界進出。しかしPFMほどの世界的反響は得ることができなかった。 1990年以降はライヴを中心に活動している。 2014年2月21日イタリア時間午後6時頃、ジャコモが交通事故により死亡した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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