翻訳と辞書
Words near each other
・ バンテン州
・ バンテン王国
・ バンテージ
・ バンテージポイント
・ バンテージポイント・ベンチャー・パートナーズ
・ バンテージ・ポイント
・ バンテージ・ポイント・ベンチャー・パートナーズ
・ バンデ
・ バンディ
・ バンディ (曖昧さ回避)
バンディアガラの断崖
・ バンディアガラ圏
・ バンディエラ
・ バンディエラ・ロッサ
・ バンディオンセ加古川
・ バンディオンセ神戸
・ バンディクート
・ バンディクート目
・ バンディダス
・ バンディッツ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

バンディアガラの断崖 : ウィキペディア日本語版
バンディアガラの断崖[ばんでぃあがらのだんがい]

バンディアガラの断崖(バンディアガラのだんがい、)は、マリ共和国ドゴン族居住地域となっている断崖。その壮観な自然環境と、マルセル・グリオールの紹介によって広く知られるようになったドゴン族の文化が保持されている地域であることから、ユネスコ世界遺産に登録されている。
この断崖の標高差は500mであり、幅は150kmに及んでいる。この断崖の所々や、断崖の裾野に、ドゴン族はおよそ700の村落を作り、25万人ほどが暮らしている。ドゴン族がこの地に定住を始める以前にはテラン族 (Tellem) たちの居住地として使われていたが、ドゴン族の流入によって追い出された。
ドゴン族は独自の神話体系を持ち、キリスト教イスラームに帰依することなくその神話を強固に保持し続けてきた。この神話の中には、シリウスに関する非常に高度な知見が含まれているとされ、オーパーツ的な知識として注目されたこともあるが、その後の調査では、ごく一部のドゴン族グループにしかシリウスに関する神話は存在しないことが判明、またそのシリウス神話に関しても、シリウスが連星であることが知られておらず、決して高度な天文知識は含まれていないことが判明している :en:Dogon#Mythology
このように伝統文化を重んじて集落を営んできたドゴン族だが、都市への人口流出はこの地域にも見られる。また、観光客が押し寄せることによって、伝統的な儀式の位置づけなども変容しつつあることなどが指摘されている。
== 登録基準 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バンディアガラの断崖」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.