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バークレー日本賞[ばーくれーにっぽんしょう]
バークレー日本賞(ばーくれーにっぽんしょう、)は、カリフォルニア大学バークレー校日本研究センターが創設した賞である。 == 概要 == カリフォルニア大学バークレー校は、1958年に「日本研究センター」を設置するなど、日本文化の研究を推進してきた。同センターは「米国主要大学付属日本研究センターとしては先駆的存在」〔「カリフォルニア大学バークレー校日本研究センターに対する外務大臣表彰」『在サンフランシスコ日本国総領事館 カリフォルニア大学バークレー校日本研究センターに対する外務大臣表彰 』在サンフランシスコ日本国総領事館。〕と評されており、カリフォルニア大学バークレー校はアメリカ合衆国国内において日本文化の研究が盛んな大学のひとつである。 同センターでは、日本文化研究の一環として、設置50周年を記念し、日本文化の普及や発展に寄与した者を顕彰する「バークレー日本賞」を創設した。第1回バークレー日本賞は、2008年に作家の村上春樹に授与された。キャンパス内で開催された授賞式には村上本人が出席するとともに、現地の日本文化研究者や日本の在サンフランシスコ総領事らも臨席し、盛大に催された〔Wendy Edelstein, "What Haruki Murakami talks about when he talks about writing -- Popular Japanese author is awarded the first Berkeley Japan Prize during campus visit", ''10.15.2008 - What Haruki Murakami talks about when he talks about writing '', University of California, Berkeley, October 15, 2008.〕。 以降、数年に一回の頻度で授与されている。第2回バークレー日本賞は、世界に対し日本文化を広めた点が評価され〔"Hayao Miyazaki in Berkeley", ''Hayao Miyazaki - Center for Japanese Studies, UC Berkeley '', Center for Japanese Studies, University of California, Berkeley.〕、映画監督の宮崎駿が受賞した。現地での授賞式には宮崎本人も出席した。また、宮崎が出席したシンポジウムには2100人ほどのファンが集まった〔飯田達人「宮崎駿監督に『バークレー日本賞』」『宮崎駿監督に「バークレー日本賞」 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 』読売新聞、2009年7月26日。〕。それ以外にも関連するシンポジウムやイベントが多数開催された〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「バークレー日本賞」の詳細全文を読む
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