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パイオニアのDATレコーダーではパイオニア(現・オンキヨー&パイオニア)から販売されていたDAT式レコーダーについて説明する。 == 主な機種 == === 民生用 === ;D-1000 :1987年11月発売。同社製初のDATレコーダーとなる。ソニー製のドライブユニット(4DDメカニズム)を搭載している。 ;D-900 :1988年11月発売。この機種より自社製のドライブユニット(2DDメカニズム)が搭載される。 ;D-90 :1990年10月発売。D-900のバージョンアップ版にあたる機種でこの機種よりSCMSに対応となった。 ;D-50 :1991年5月発売。D-90を基にコストを大幅に削り、低価格を実現した機種(販売価格は8万5千円。1991年当時)。Δ∑式1Bit A/Dコンバーターとフィリップス製の1Bit・ビットストリーム式D/Aコンバーターをそれぞれ搭載する。 ;D-80 :1991年9月発売。センターメカを採用し、自社製のハイスピード・パルスフロー1Bit D/Aコンバーターを搭載する。A/DコンバーターはΔ∑式1Bit。 ;D-07 :1992年10月発売。業界初の96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応した機種。40KHzまでの高域を擬似的に再現するレガート・リンク・コンバージョンを搭載(サンプリング周波数96KHz時は除く)。D/Aコンバーターはハイスピード・パルスフロー1Bit。A/Dコンバーターは18Bit。 ;D-05 :1994年6月発売。D-07の廉価版にあたる機種。販売価格は7万5千円(1994年当時・消費税別)。96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応。レガート・リンク・コンバージョン(サンプリング周波数96KHz時は除く)は自社製のハイスピード・パルスフロー1Bit D/Aコンバーターに組み込まれ事実上1チップ化された。なおA/Dコンバーターは旭化成(現・旭化成エレクトロニクス)製のワイドレンジ対応1Bitタイプのものが搭載。 ;D-C88 :1994年12月発売。同社製唯一の可搬型DATレコーダー。96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生に対応。ヘッドは4ヘッド。大容量のニッケル水素バッテリーを搭載。D/AコンバーターおよびA/DコンバーターはD-05と共通。 ;D-07A :1995年3月発売。D-07のマイナーチェンジモデル。96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1KHzによるアナログ入力の録音に対応。50KHzまでの高域を擬似的に再現するレガート・リンク・コンバージョンSを搭載(サンプリング周波数96KHz時は除く)。D/Aコンバーターはバーブラウン製20Bitタイプが、A/Dコンバーターは18Bitがそれぞれ搭載。また、本機は外部D/Aコンバーターの代わりとして活用できるDACモード(サンプリング周波数96KHzは除く)やサンプリング周波数96KHzのデジタル出力にも対応する。 ;D-06 :1995年9月発売。D-05の上位機種。96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1KHzによるアナログ入力の録音、DACモード(サンプリング周波数96KHz時は除く)、サンプリング周波数96KHzのデジタル出力、レガート・リンク・コンバージョン(サンプリング周波数96KHz時は除く)にそれぞれ対応。 ;D-HS5 :1996年10月発売。同社製民生用DATレコーダーの最終機種。実質的にはD-06のバージョンアップ版にあたる。96KHz/16Bitによるハイサンプリング録音/再生、および44.1KHzによるアナログ入力の録音、DACモード(サンプリング周波数96KHz時は除く)、サンプリング周波数96KHzのデジタル出力、Hi-Bitレガート・リンク・コンバージョンS(サンプリング周波数96KHz時は除く)にそれぞれ対応。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パイオニアのDATレコーダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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