|
パッド・ガルヴィン(James Francis "Pud" Galvin, 1856年12月25日 - 1902年3月7日)は、19世紀のアメリカ・メジャーリーグの野球選手。MLB史上初の300勝投手。 == 略歴 == 1875年にナショナル・アソシエーションのセントルイス球団で8試合に登板、4勝2敗の成績を収める。その後3年間のブランクを経て1879年にバイソンズに入団、この年は全80試合の日程のうち66試合に先発し、593回を投げて37勝27敗、防御率も2点台前半だった。その後毎年20勝以上を記録し続ける。 ニックネームの"Pud"は、ガルヴィンが背が低く小太りだったことと、打者を手玉に取る様(当時「打者を''"pudding"''にする」という言い回しをしていた)から来ているといわれている。 下手投げルールが撤廃された1883年と1884年は、共に600回以上を投げ、2年連続で46勝を挙げている。そのタフネスぶりから"Little Steam Engine"(小さな蒸気機関)というニックネームがついた。 1885年のピッツバーグ移籍後、1886年から4年連続で20勝以上を記録。1888年にはMLB史上初めて300勝に到達した。ただ在籍したチームは一度も優勝争いをすることがなかった。20勝以上を10度も記録しながら、一度もリーグ優勝を経験していないのはガルヴィンただ一人である。 1892年に現役引退。1902年、胃カタルが元で、ペンシルベニア州にて45歳で死去した。 1965年、ベテランズ委員会によりアメリカ野球殿堂に選出された。 後年の研究で、投球前に「猿テストステロン」の注射をしていたことが明らかになっている (リンク参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パッド・ガルヴィン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|