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パノラマ島奇談[ぱのらまとうきたん]
『パノラマ島奇談』(パノラマとうきたん)は、江戸川乱歩の著した中編小説である。『新青年』に大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)にかけて連載された。 ==概要== 本作は『新青年』1926年10月号から1927年4月号に5回にわたって連載された(26年12月号と27年3月号は休載)。連載時の編集者は作家デビュー前の横溝正史である。 初出時のタイトルは『パノラマ島奇譚』で、単行本収録時に『パノラマ島奇談』と改題された。しかし、収録時等の表記は「奇譚」、「奇談」、「綺譚」等必ずしも一定していない。 エドガー・アラン・ポーの「アルンハイムの領地」や「ランダーの屋敷」が乱歩の念頭にはあった様であるが、連載時はパノラマ島の描写が退屈がられたのか、あまり好評ではなかったという。しかし、後に萩原朔太郎の賞賛を受ける等、評価されるようになったと乱歩は語っていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パノラマ島奇談」の詳細全文を読む
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