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パフィオペディルム・ハイナルディアヌム : ウィキペディア日本語版 | パフィオペディルム・ハイナルディアヌム
パフィオペディルム・ハイナルディアヌム ''Paphiopedilum haynaldoanum'' はパフィオペディルム属のラン科植物。複数花を1つの花茎に同時に咲かせる。 == 特徴 == 葉は線状舌形で長さ20-35cm、緑色で肉厚〔以下、主として園芸植物大事典(1994),p.2892-2893〕。花茎は斜め上に伸びて長さ35-45cmに達し、数花をつける。花は径12-15cmになる。背萼片は卵形で基部近くの両側の縁が強く背面に反り返る、全体に淡黄緑色を帯び、周辺は紫紅色に染まり、内側には褐色の粗い斑紋が出る。側花弁は匙形で黄緑色の地に褐色の粗い斑点があり、先端の方から暗い紫紅色に染まる。唇弁は褐色で縁は外を向き、耳状の突出部がある。仮雄蕊は倒卵形で先端中央がくぼんでいる。原産地での開花時期は2-3月頃頃〔塚本他(1956),p.106〕。 種小名はハンガリーの大司教で植物学者であったハイナルド(S. F. L. Haynald, 1816-91)にちなんだものである。 発見は1873年、グスタフ・ヴァリスにより、ヴィーチ商会 によってその翌年に紹介されたものである〔塚本他(1956),p.106〕。
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