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パフィオペディルム・ミクランサム : ウィキペディア日本語版
パフィオペディルム・ミクランサム

パフィオペディルム・ミクランサム ''Paphiopedilum micranthum'' は、パフィオペディルム属ラン科植物の一つ。大きな袋状の唇弁を持つピンクの花が特徴。
==特徴==
多年生の、常緑性草本で、林下の地表に根を下ろす地生ラン〔この項は唐澤監修(1996),p.453および斎藤(2009),p.111〕。数枚の葉を根出状に出す。葉は長さ6-7cm、線状長楕円形で、表面は暗緑色と白緑色のまだら模様でざらつき、裏面は紫色の斑点が多数、横縞状に並び、荒い毛を密付する。地下に匍匐枝を伸ばし、その先端に新芽を出す。
花茎は単独で生じ、直立して先端に単一のを着ける。花茎は高さ10cm程度で、白い立毛が一面に生える。
開花期は春。花は径5-7cm、弁質は薄手で柔らかい。背萼片は幅広くて短く、側花弁は半円形で背萼片よりやや大きく、いずれも紫褐色の筋模様が入る。唇弁は桃色で、大きく膨らんで卵形となり、その入り口は狭まって内側に巻き込む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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