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パフィオペディルム・リーミアヌム : ウィキペディア日本語版
パフィオペディルム・リーミアヌム

パフィオペディルム・リーミアヌム ''Phaphiopedilum liemianum'' はパフィオペディルム属ラン科植物。小型の花を1つの花茎に連続して付ける。
== 特徴 ==
小型の地生ラン〔以下、主として園芸植物大図鑑(1994),p.2894〕。は線状舌形で長さ10-20cm。表は緑色と淡黄緑色の斑紋が入り、裏面には濃い紫色の細かな点が横縞模様を作る。葉の縁は波状になる。葉の数は5-7枚程度〔唐澤監修(1996),p.451〕。
花は不定期に出て、花茎は斜めに立ち上がり、高さ15-25cmになる。多数の花を付けるが、開花は1つずつ咲くために開花期は長期にわたる。花が咲くと花茎が角度を変えて伸び、その先端に花を付けるので、花茎の花の着いていた部分がジグザグになる〔唐澤監修(1996),p.451〕。背萼片は広卵形で緑色、縁にそって幅広く白くなっており、また基部は褐色を帯びる。側萼片は水平に出て広線形、先端近くで1回転捩れる。色は帯黄色の地に紫褐色の斑点が横縞模様を作るように入る。縁は波打ち、白い毛を生じる。唇弁は下側が丸く膨らみ、桃紫色に濃い桃紫の細かな斑点が全体に出る。
種名の由来は発見者である K. W. Liem にちなむ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パフィオペディルム・リーミアヌム」の詳細全文を読む



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