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パム・グラウト(Pam Grout)は、アメリカのノンフィクション作家、劇作家、脚本家、エッセイスト、コラムニスト。 ==プロフィール== カンザス州立大学ジャーナリズム学部〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年, p. 202.〕やオーストラリアのマッコーリー大学〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年, p. 122.〕で学んだ後、寄付依頼の手紙を書く仕事などに従事する〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる』桜田直美訳, サンマーク出版, 2014年〕。その後、専業作家になることを真剣に考えていた時に会社を解雇されたことを、専業作家になるべきだという「お告げ」だと受け取り、再就職せず執筆に専念する生活を始める〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる』桜田直美訳, サンマーク出版, 2014年〕。「ナショナル・ジオグラフィック」「ピープル」、「メンズ・ジャーナル」、「CNNトラベル」、「ハフィントン・ポスト」などの雑誌やウェブ・ジャーナルにエッセイやコラム、旅行記などを寄稿。記事執筆の傍ら、これまでに16冊の単行本、3本の戯曲、1本のテレビ脚本を発表〔 http://www.hayhouse.com/authorbio/pam-grout〕。 同居していたパートナーの家を妊娠中に追い出される苦難を乗り越え〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年, p. 9.〕、女児一人をシングル・マザーとして育て上げる。本業の傍ら、無料クリニックや女性刑務所〔http://www.huffingtonpost.com/pam-grout/〕や国外〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年, p. 188.〕でのボランティア活動への参加経験がある。 ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』をボロボロになるほど読んだり〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年〕、ディーパック・チョプラ(Deepak Chopra)やスティーブ・ジョブズなど〔http://pamgrout.com/2015/04/01/sting-deepak-and-steve-jobs-all-had-a-day-one-the-question-is-how-do-you-get-to-day-two/〕の成功哲学を研究し、これらの既存の成功哲学や『奇跡のコース』、ニューソート系のキリスト教教派であるユニティ・チャーチの神学、神秘主義、スピリチュアリズム、ユング心理学をベースに、エピジェネティクスや偽薬効果(プラセボ効果、プラシーボ効果)、ノゼボ効果(ノーシーボ効果)、代替医療、文化人類学、実験心理学、認知科学などの知見を取り入れ、独自の思想を形成する。 2013年に発表した15冊目の単行本であるE-Squeared: 9 Do-it-Yourself Energy Experiments to Prove Your Thoughts Create Your Reality(直訳:『Eの二乗: あなたの思考が現実を創ることを証明するための自分でやってみる9つのエネルギー実験』;『こうして、思考は現実になる』の邦題で2014年に出版)が、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに20週間ランクインし、複数回1位に輝く。内容は、引き寄せの法則やテレパシーを実践したり、人間関係を修復したりするための「実験」の手引きである。同書は30以上の言語に翻訳され、著者の元には世界中の読者から毎日読み切れない程の「実験成功報告」のメールが届いているという〔パム・グラウト『こうして、思考は現実になる 2』桜田直美訳, サンマーク出版, 2015年〕。日本語版も25万部のベストセラーとなる〔http://www.sunmark.co.jp/book_profile/detail.php?cmn_search_id=978-4-7631-3392-2〕。同書には、アメリカ航空宇宙局に勤務していた生物学者であるジョイス・バレット, Ph.D.が推薦文を寄せた。 2014年に発表した続編、E-Cubed: Nine More Energy Experiments That Prove Manifesting Magic and Miracles Is Your Full-Time Gig(直訳:『Eの三乗: 魔法と奇跡を示すのがあなたのフルタイムの仕事であることを証明する、さらに9つのエネルギー実験』;『こうして、思考は現実になる 2』の邦題で2015年に出版)では、前著の内容をベースに、ドイツ人作家の故ベルベル・モーア(Bärbel Mohr)が実践し著書で紹介した「宇宙の通販」という仕組みなど、新たな観点が取り入れられた。本書では、進化生物学者のリチャード・ドーキンスの提唱したミームの概念を用いて工業社会における既存の常識を説明し、これらに代わる新時代の世界観をワールドビュー2.0として提示した上で、体感して理解するための新たな実験を紹介している。 両書ともに、推薦文→導入→9つの実験の説明→総括という基本構成になっており、さらに奇跡的な実話の数々を「本当にあった話」としてコラム形式で随所に挿入している。紹介された実話は、ハーバード大学で社会学の博士号を取得したマーサ・ベック(『あなたを産んでよかった』(扶桑社)の著者)が、ダウン症の我が子を育てる際に経験した数々の奇跡や、荒れ果てた不毛な土地で知識や経験無しに様々な野菜(重さ20キロのキャベツを含む)や樹木を育て上げたフィンドホーン・コミュニティの創設者たちのエピソードなどである。 2015年3月23日、TEDカンファレンス(TED×Lawrence)に招かれてスピーチを行なった〔http://www.tedxlawrence.com〕。 感謝のパワーに関する新著を執筆中であり、2016年以降に出版予定であると自身のウェブサイトで発表し、感謝が人生を変えたエピソードを募集している〔http://pamgrout.com/2015/04/14/invite-the-universe-to-show-up-in-living-color/〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パム・グラウト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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