|
パレスサイドビルディングは、東京都千代田区一ツ橋一丁目(竹橋駅前)にある高層ビルである。1964年着工、1966年竣工。毎日新聞社系列の「株式会社毎日ビルディング」が運営している。建築設計は日建設計であり、林昌二がチーフアーキテクトを務めた。 ==概説== 「パレスサイド」の名の通り、皇居の北の丸のお濠端に位置する。建物は地上9階+塔屋3階、地下6階建てで構成されている。敷地が道路と日本橋川にえぐられた細長い形状となっているため、2棟をずらして雁行状に配置し、それぞれの外側端部に、エレベーター、トイレ、階段など配した2本の円柱状のコアが付けられている。 毎日新聞東京本社、並びに毎日新聞社と資本関係のある企業が多数入居しているほか、地下1階・地上1階には一般市民が利用できるレストラン街などがある。地下は駐車場が大部分を占めているが、2003年までは毎日新聞の印刷工場(毎日新聞社竹橋工場)があった。 2005年4月1日を以って、毎日新聞社各本社社屋を管理・運営していた株式会社毎日大阪会館、株式会社毎日西部会館及び株式会社毎日名古屋会館を吸収。株式会社パレスサイドビルディングを存続会社として株式会社毎日ビルディングが管理・運営することとなった。 1960年代を代表する大規模複合建築として、その後のオフィス建築のプロトタイプになった建築であり、日本近代建築の傑作の一つとして知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パレスサイドビルディング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|