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パワーテイクオフ : ウィキペディア日本語版
パワーテイクオフ

パワー・テイク・オフ(英: Power take-off ) は、車両駆動用のエンジン動力を作業機の駆動のために取り出す機構のこと。動力取り出しあるいは単に PTO とも呼ばれる。
耕耘機農耕トラクターダンプカー、消防車のようなポンプカーなどに使われ、用途に応じてエンジン回転数に比例するものと、比例しないものとがある。ただし空調コンプレッサーオルタネーターのようにベルト駆動のものはPTOとは呼ばない。
== 危険性 ==

PTO軸とそれに接続されるPTOシャフト(ユニバーサルジョイント)は、農業はじめとする産業界に共通する危険要因である。米国安全性評議会(NSC)によると、1997年に米国でのトラクターによる死者のうち、6%がPTOにかかわる原因であった。衣服のほんの小さな一片でも回転部に接触すると簡単に巻き込まれてしまう。衣服が巻き込まれることによって、手や足の切断、或いは死亡事故に至る。
2009年4月13日、元メジャーリーガーのマーク・フィドリッチは、自宅の農場で作業中、PTOによる事故で死亡した。友人が彼を発見したとき、彼は大型ダンプトラックの下で作業をしており、「彼は稼働中のトラックのPTOシャフトに衣服が巻き込まれた。」と弁護士が声明を出している。
いくつかの作業機は、作業者がPTOシャフトに巻き込まれるのを防止するため、樹脂製の防護カバーを備えているが、PTOシャフトをトラクタやトラックに装着する時に注意する点がある。いくつかの国では、シャフトの防護カバーが無い状態で使用するのが違法だからである。防護カバーはベアリング、あるいはスリーブを介してPTOシャフト全体を覆っており、チェーンによって固定され作業者がPTOシャフトに巻き込まれる事故を防止している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パワーテイクオフ」の詳細全文を読む



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