翻訳と辞書 |
パンジ川[ぱんじかわ] パンジ川(、 )は、アムダリヤ川の主要な支流の1つである。アフガニスタンとタジキスタンの国境を成し、ヴァフシュ川と合流してアムダリヤ川となる。ピャンジ川とも言う。延長は1159km〔「シルクロードの古代都市」P6, 8〕。 == 地理 ==
パンジ川の源流はヒンドゥークシュ山脈のから発するワフジル川である〔。これにオクスー川が加わってワハン川(ワハンダリヤ)となるが、すぐにパンジ川(ピャンジ川)と名前を変える〔。パンジとは「5つ」の意味であり〔、パミール高原の氷河や万年雪などから流れ出た4つの川(、、、)が次々と合流する〔。パンジ川はタジキスタンのゴルノ・バダフシャン自治州とアフガニスタンのバダフシャーン州の間の高山地帯を西に進み、途中で北に大きく向きを変えて長い距離を流れていく。その後また南に向きにを変えると、高山地帯を抜けてタジキスタンのハトロン州に入る。 ハトロン州とウズベキスタンのスルハンダリヤ州の間はから南に幾筋もの支脈が走り、支脈と支脈の間に盆地が広がる複雑な地形となっている。アムダリヤ川が最初に出会うのはアフガニスタンのタハール州からハトロン州に広がる盆地であり、その西にはクンドゥーズ州から広がる盆地がある。この辺りはいくつもの川が合流する地域で、まず北からが合流し、次に南からが合流する。北からヴァフシュ川(ワフシュ川)が合流すると、パンジ川はアムダリヤ川と名前を変える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンジ川」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|