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パンノニア
パンノニア(Pannonia)は、古代に存在した地方名。ローマ帝国の時代には皇帝属州であった。北と東はドナウ川に接し、西はノリクムと上イタリア、南はダルマティアと上モエシアに接した。パンノニアの領域は現在のオーストリア、クロアチア、ハンガリー、セルビア、スロベニア、スロバキア、およびボスニア・ヘルツェゴビナの各国にまたがる。 今日では、パンノニアという地名は、ハンガリーのトランスダニュービア地方(Transdanubia、ハンガリー語:Dunántúl)およびセルビア等に広がるパンノニア平原を指して使われる。 ==語源== 言語学者ユリウス・ポコルニーによると、パンノニア(Pannonia)の語源は、インド・ヨーロッパ祖語で沼地や湿ったという意味を表す '' *pen-'' という言語要素から派生したイリュリア語である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パンノニア」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pannonia (Roman province) 」があります。
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