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パン・デ・ロー : ウィキペディア日本語版
パン・デ・ロー
パン・デ・ロー()は、ポルトガルの伝統的な菓子の一つである。
== 概要 ==

ポルトガルの大衆的な菓子で、家族や友人の祝事に作られ、振る舞われることがある。現在作られているものの製法は16世紀中期に定着し、日本カステラのルーツであるという説がある。
一般的なカステラやケーキと違い、生クリームを使わずに少量の小麦粉と卵と砂糖のみで作られるため、大量の卵を必要とする。卵を大量に使用しているところから、あえて完全に火を通さない生焼けの状態で完成させ、半熟のゆで卵に似た食感を楽しむ、という食べ方もある。
「」とはポルトガル語で“寄せまとめて焼いたパン”の意味であるが、葡和辞典では類似した菓子から当てはめて「スポンジケーキ」の訳語が充てられていることがある。しかし、上記のようにスポンジケーキとは製法、食感ともに多分に異なった食品である。

日本では「半熟カステラ」「生カステラ」等の商品名で販売されている商品もあるが、その翻訳命名と同様に、味も食感も本家とは似て非なるものがほとんどである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パン・デ・ロー」の詳細全文を読む



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