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パ・ド・カトル
『パ・ド・カトル』(Pas de Quatre)は、1845年に初演されたバレエ作品である。
== 沿革 == ジュール・ペローがチェーザレ・プーニの作曲により振り付けた1幕の作品で、1845年7月12日にロンドンのハー・マジェスティ劇場で初演された〔『オックスフォード バレエダンス辞典』386-387頁。〕。 この作品は評論家や一般の観客にセンセーションを巻き起こした。その理由は、当時著名だった4人のバレリーナ、登場順にルシル・グラーン、カルロッタ・グリジ、ファニー・チェッリート、マリー・タリオーニが一度に同じ舞台に登場するということであった〔舞台への登場は年齢の若い順による。〕。ロマンティック・バレエ時代の著名なバレリーナの1人と目されていたファニー・エルスラーはこの公演への参加を断ったが、その代わりに新進気鋭のバレリーナ、ルシル・グラーンが出演した。 このオリジナルキャストによる『パ・ド・カトル』の公演は4回のみだった〔2年後、グラーンの代わりにカロリーナ・ロザティ(Carolina Rosati、1826年 – 1905年、『海賊』のメドゥーラ役の初演者として知られる)が加わって2回のみ再演された。〕。3回目の公演には、ヴィクトリア女王及びアルバート皇太子も臨席している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パ・ド・カトル」の詳細全文を読む
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