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パークライフ(''Parklife'')は、1994年にリリースされたイギリスのオルタナティヴ・ロックバンド、ブラーの3rdアルバム。全英1位を獲得。90週にもわたりチャート40位圏内に残り続けるなど120万枚を売った。ガールズ&ボーイズ、トゥー・ジ・エンド、パークライフ、エンド・オブ・ア・センチュリーがシングルカットされている。 1990年代のイギリスに沸き起こった国民的音楽ムーブメント・ブリットポップブームのまさに火点け役・代表格となったアルバムであり、イギリスではクオドラプル・プラチナに認定されている。1995年のブリット・アワードではオアシスの『ディフィニティー・メイビー』などを退けてベスト・アルバム賞他、史上最多となる4部門を受賞した。 ==解説== 前作モダン・ライフ・イズ・ラビッシュで未使用に終わったデモソングもこのアルバムに使われている。 メンバーは最終的な仕上がりに大いに満足したが、所属していたフード・レコードのオーナーであるデヴィット・バルフェは作品にいい顔をしなかった。バルフェはフード・レコードをEMIに売却してしまったが、作品は皮肉にもイギリスの音楽業界の歴史を塗り替えるほどの、空前の大ヒットを記録することになる。 デーモン・アルバーンは1994年、1995年のNMEにおいて、「僕にとって、パークライフは曖昧ないくつかの違ったストーリーの集まりのように思える。そして、それはアルバム全体を覆う大きなコンセプトだ」、「アルバムは、ラガー・ビールや大麻吸引の素晴らしき旅でもあり、世界を思った憂鬱でもあり、煩わしい洗濯物のことでもあり、昨日フラれたすべての人に捧げる歌でもあり、単純かつ素晴らしい家庭愛でもある」と語っている。 ガールズ&ボーイズの打ち込みや、パークライフのフィル・ダニエルズの語りなど、収録曲のバリエーションは目覚ましく、独特なコード進行や転調も多い。また、前作とは異なりギター、ベース、ドラムに限らず多くの楽器や電子音が使用されている。 前作同様、ブックレットには収録曲のコードが記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パークライフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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