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パース級軽巡洋艦[ぱーすきゅうけいじゅんようかん]
パース級軽巡洋艦(Perth class light cruser, パースきゅうけいじゅんようかん)は、イギリス海軍で就役した後にオーストラリア海軍で就役された軽巡洋艦の艦級で3隻が就役した。 == 概要 ==
パース級はイギリス海軍が第二次世界大戦前に建造したリアンダー級の改良型として1931年度海軍計画と1932年度海軍計画において計3隻が追加建造されたクラスである。リアンダー級との主な変更点は機関構成で、前級が全缶全機配置で集合煙突であったのに対し、本級は他の連合国巡洋艦と同じくシフト配置に改めたことにより2本煙突となって容易に区別がつき、全長も2.4mほど長くなった。この機関配置により被害時の生存性が高まった。 パース級は3隻の同型艦が就役したが1931年度計画と1932年度計画において1隻ずつ就役した2隻はそれぞれアポロ(HMS Apollo)アンフィオン(HMS Amphion)としてイギリス海軍で就役したものの、途中で本級をオーストラリア海軍に供与する事となり3番艦がシドニー(Sydney)と名付けられ、姉妹艦もアポロ→ホバート、アンフィオン→パースへとそれぞれ改名されてオーストラリア海軍となった。3隻とも第二次大戦を戦い2隻が戦没したが、唯一残ったホバートも日本海軍の潜水艦伊-11の雷撃により大破したが、前述した生存性の向上により撃沈を免れた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パース級軽巡洋艦」の詳細全文を読む
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