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パールカードとは、近畿日本鉄道(近鉄)が2008年9月15日まで発行していたプリペイド式の乗車カード(プリペイドカード)である。 == 概要 == 国鉄→JRの「オレンジカード」と同等の機能を有する金券の磁気式カードとして、1986年10月1日〔同日に東大阪線が開業〕に発売が開始された。自動券売機や特急券発売窓口で乗車券や特急券が購入できる。かつては自動精算機での乗り越し精算の際にも使用できた。 近鉄線において「スルッとKANSAIカード」及び「Jスルーカード」(後者は2009年廃止)は青山町駅以西の近畿地区のみで利用可能だが〔ただし、正式にアナウンスされてはいないが、青山町以東の駅でも自動券売機で利用できる場合がある。〕、パールカードは近鉄全線で利用可能である。但し、前述の2種類のカードは自動改札機に通して利用できる(Jスルーカードは2009年3月1日利用終了・現在は自動券売機での引き換えのみ可能。)が、パールカードはそれを通す事ができない。 特急を利用する場合、特急専用カード(パールカードビスタ・マンスリービスタ14など:いずれも2013年2月20日に発売終了。)と併用して特急券を購入する事はできない。 他のカード(スルッとKANSAIカード・回数券カード・特急カード)や定期券、各種割引乗車券への交換及び払い戻しはできない。 販売終了時の発売額は1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円の5種類であった。なお、1986年の発売開始当時は700円カードも存在していたが、後に廃止された。 オーダーメイドの「マイパールカード」(制作手数料:1枚300円)も取り扱っていたが、2008年8月15日をもって中止された。 初詣・新春記念カード(1,000円券)も発売され、1990年代には下記の人物が図柄に起用された。 *1990年:喜多嶋舞 *1991年:野茂英雄 *1992年:相原勇 *1994年:水野美紀 *1995年:大阪パフォーマンスドール *1996年:前田愛・明石亮太朗 *1997年:中山忍 *1998年:秋本祐希 *1999年:大塚晶文・後藤理沙 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パールカード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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